そもそもやりがいとは何か?

一般的に多くの方が天職をやりがいが感じられる仕事と定義しているかと思いますが、そもそもやりがいとは何でしょうか。それは多くの場合そのやることに対して社会的な価値が感じられるという文脈で使われています。そうすると、このやりがいという言葉には注意が必要で、確かに社会的に価値のある仕事をすることは素晴らしいのですが、多くの方は実際にはその部分にそこまで価値観的に重きを置いていないはずです。例えばこれまでの就職先を選ぶときも、天職に就きたいとは思ったかもしれませんが、社会的に価値のある仕事をしたいとはそこまで思わなかった方が多いのではないでしょうか。

天職はやりがいよりも相性で探す

自分にとっての天職を探す場合、その仕事が社会的に価値のある仕事かどうかにとらわれてはいけません。つまりやりがいはあまり関係がないのです。もちろん社会的な常識やルールを破る仕事をしてはいけませんが、それ以外の仕事であれば何でも構いません。
自分にとってのその仕事が天職になるかどうかはやりがいを感じるかどうかではなく、相性が良いかどうかの方が遥かに大切です。そしてここで言う相性が良いとは、自分の特技や特性などの強みを活かすことができて、なおかつ自分が充実感を感じられる仕事ということです。

自分の力を活かせる仕事

自分の力を活かせる仕事は自分にとって相性の良い仕事といえます。例えば人の話をじっくりと聞くのが得意な方には、カウンセラーのような仕事は相性が良いといえるでしょう。人の傷口や血を見ても動じることがなく、冷静に物事に対処することが得意であれば救命救助の仕事や看護師などの仕事も相性が良い仕事です。そもそも自分の強みとはこれまで自分が重視して磨いてきた能力や、自分か先天的に持っている癖などをベースにしているので、その強みを活かせる仕事が自分にとって相性が良いのは当然なのです。

充実感を感じる仕事

また充実感を感じる仕事も自分にとって相性が良い仕事です。例えば人の役に立つのが好きという方であれば、介護の仕事に就くと大きな充実感を感じることができるでしょう。自分の好きなことをできる仕事は充実感を感じられ、自分にとって相性が良いといえます。このように自分の強みを活かせる仕事、自分の好きなことができて充実感を感じられる仕事が天職となります。

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