我慢強くタフな人に向いている

看護師になるのに向いた性格の人ですが、基本的には我慢強くタフな性格をした人に向いているといえます。医療の現場で働く看護師は日々様々なプレッシャーに襲われます。例えば一番大きなところでいえば、人の生死にとても近い距離で接し続けなければいけません。対応を間違えたことによって医療事故や患者の死亡に繋がる可能性があることから、とても大きなプレッシャーを感じることになります。
またそうしたことの他にも、入院患者を受け付ける総合病院の看護師であれば夜勤の仕事がありますし、物品の移動や管理を含めて肉体労働も多いため、ストレスや疲労をつい溜め込んでしまいます。またそうしたストレスや疲労が元で人間関係も悪化し、さらなるストレスの原因になるということも生じてしまいます。こうした環境の中で仕事を続けていきますので、看護師はストレス耐性が高くタフな性格をした人に向いた仕事といえるでしょう。

責任感と集中力の強さも大切

また看護師に向いている性格として、細かなことへの集中力や責任感の強さも大切です。看護師は医療行為を行いますが、常に落ち着いた環境で仕事に取り組めるとは限りません。むしろ救命救急の現場のように、事態が一刻を争うような場合も多くあります。しかし人の命を扱っている以上、そのような事態になっても看護師にミスは許されないのです。だからこそプレッシャーの多い緊迫した環境下でも集中してスピーディーにミスなく患者対応などの仕事を遂行できるかどうかはとても大切になります。
また医療行為を行うために、どうしても細かい繊細な作業も多くなりますので、そうした事への集中力が高いかどうかも大切な要素といえるでしょう。こうした特性は努力によってもある程度磨くことができますが、本人が生来持っている性格的な特性や幼いころの家庭環境などに由来する部分が大きいのです。

繊細すぎる人は要注意

上の段落では看護師に向いている性格をお伝えしてきましたが、それだけではなく看護師には向いていない性格も考えてみましょう。特にあげられるのは繊細過ぎる性格の人で、もちろん気配りなどの細やかさや注意深さなどは看護師に有利に働く性格なのですが、医療行為携わる看護師はどうしても人の死に直面します。そのため、あまりにも繊細過ぎる性格であれば人の死という悲しみに耐え切れず、仕事を継続できなくなってしまうのです。

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